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あくまで著者ライトニングが長年フリーランスとして確定申告をしてきたノウハウ等を書いている物であり、私個人は税理士ではありませんので、間違った解釈もある可能性があります。
ご了承の上、ご覧頂き、あやふやな部分は税理士や税務署職員にご確認して頂くことをオススメします

ライトニング

領収書がない!そんなあなたの確定申告【準備編】

領収書がない!そんなあなたの確定申告【準備編】 白色申告

このシリーズでは領収書がない場合の確定申告を想定して解説しています。
勿論、事業の会計部分を除けば、参考になるところも多いと思いますが、ちゃんとしたやり方はいずれ書きたいと思います

領収書がなくても確定申告するべき

いざ確定申告の時期になっても事前に勉強していなかったので、領収書がない!っいう人もいるかと思いますが、それでもフリーランスならば、申告すれば源泉徴収で引かれた税金が必ず戻ってきます

今回は帳簿とか難しいことは一度かなり簡単にして、とりあえず申告する方法を書きたいと思います

準備するもの

まずは最低下記の物を準備しましょう

支払調書

毎年1月~2月頭ぐらいにクライアントから届く『支払調書』

勘違いされている方が結構いますが、これは『源泉徴収票』とは別物で申告の際、提出する義務はありません。さらに言うと本来これはクライアント側が税務署に提出するものではありますが、支払先に渡すのは単なる慣例的であり義務はないので、万が一貰えななくて文句を言っても無駄です(泣)

ちゃんと請求金額と振込金額の詳細が分かっていれば、なくても申告可能ですが、源泉徴収税額などを正確に把握するのには便利なので取っておきましょう(あたりまえ~)

請求書の控え

これも契約状況によってはあったりなかったりだと思いますが、発行したのならば控えは取っておいた方が良いと思います(データでも良いと思う)

国民年金の控除証明書

社会保険料(国民年金保険料)控除証明書

正確には『社会保険料(国民年金保険料)控除証明書』という物

フリーランスの殆どの方は『国民年金』だと思いますが(サラリーマンは普通『厚生年金』)、この支払った分は所得から引いて(控除されて)税金が算出するので、ちゃんと支払っているならば是非用意してください

控除証明書が見つからなかったり、なくしてしまった場合は再発行できるようです。
詳しくは下記リンクでご確認ください

国民健康保険支払額の分かる物

フリーランスの場合、特に個人的に何かに入ってない限り『国民健康保険』に加入していると思いますが、これが実はやっかいなんです

この保険料も控除(所得から差し引く)の対象なんですが、年金のように証明書が基本的には自動的に送付されることがありません

ややこしいのですが、市・区役所によっては親切に『国民健康保険料納付済額のお知らせ』などが送付される場合もあります。

なので、領収書などを集めて合計金額を計算する必要があります(分割納付だと面倒!)

こちらも領収書が見つからないのならば役所に行って、お願いすれば支払額を教えてくれるようです。

生命保険の払込証明書

学生からすぐにフリーランスになったような方は、加入していない人も多いかも知れませんが、生命保険に加入していれば『共済掛金払込証明書』などの証明書が郵送されていると思うので、これを用意しておきます。

あれば領収書

本来はこれがあるべきなんでしょうが、今回はない想定での申告の仕方を説明しているので割愛しようかなと思います

と言うのも白色申告だとしても現在では帳簿をつける義務があり、それをやるとなると気持ちが折れてしまうかも知れないので、今回は省略しようと思います(本来はどんな時も帳簿をつけないといけません)

パソコン

税務署に行って手書きするってのもありますが、確定申告の時期になると物凄い混んでますし、時間も掛かります。新型コロナが流行っている昨今、やはり家でやれるに越したことありません

e-taxってのもありますが、ちょっとハードルが高いので、今回は申告書を印刷→郵送という流れで説明しようと思っています

次は申告書の作成!

ここまで準備できたら早速、申告書を作成してみましょう!

ということで長くなったので今回はここまで

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